mugimiの怠惰な毎日をだらだらとお送りします
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直島・あさごはん
2010年09月20日 (月) | 編集 |
ベネッセハウスの宿泊施設は前に書いたように、
ミュージアム、オーバル、ビーチ、パークの4棟があるのだが、
朝食が頂けるレストランは「パーク棟」にあるテラスレストラン。

私たちが泊まったオーバルからパークまでは、歩くと15分くらい。
とはいえアップダウンがかなりあるし、
時間ももったいないので、Ma嬢に車を出してもらった。
車なら3分くらい。

このパーク棟にもたくさんのアート作品が展示されている。
パーク棟の入り口からレストランまではかなりの距離があるのだが、
その間に配置されているのである。
中でも杉本博史という方の写真がものすごいインパクトで・・・。
写真の力ってすごいなあとつくづく感心してしまった。

朝食は、なんと定価2500円というゴージャスメニュー。
普通のホテルの朝食のように、バイキング形式ではあるのだが、
メニューが豊富でしかも美味しい!

外国人宿泊客が多いことも反映しているのだろうが、
例えばパン一つにしても種類が豊富だし、
パンに付けるバターやジャム、オリーブオイルなどもたくさんそろっている。

写真を撮ったのだが、どうも私は写真の才能がないようで、
全然おいしそうに映っていないのでここでは省略・・・。

ニンジンとオレンジとオリーブのサラダがめちゃくちゃ美味しくて、
何度もお代わりしてしまった。

他のメンバーはフレンチトーストが美味しいと言って、
やはり何度もお代わりしていたし。

惜しむらくは・・・。

このレストランの中にもフレスコ画が2つあるのだが、
皿の上に夢中になってしまい、全く絵のことに気づかなかったことである。

チェックアウトした後に気づいて、
性懲りもなく行ってみたのだが、残念、やはりもう入れてくれなかった。
(朝食が終わった後の片づけタイムだったらしい)

テラスレストランのすぐ横にあるミュージアムショップは、
面白いグッズがいっぱい。
心をくすぐられるものがたくさんあった。
(でも一つ一つがやはり高い・・・)

そんなこんなでベネッセハウスを満喫、
直島をぐるりとドライブして、名残惜しく岡山へと戻ったのだった・・・。
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直島・ベネッセハウス
2010年09月17日 (金) | 編集 |
今回直島で宿泊したのはベネッセハウスの「オーバル」という建物。

ベネッセハウスというのは
「宿泊施設」と「美術館」と「ショップ」と「屋外展示物」が
混然一体になった施設全体を指している。

そもそもは。

「美術館の中で絵画を楽しみながらコンサートも楽しめる」
というのは最近は珍しくないし(期間限定だが大原美術館でもやっている)、
「美術館の中で絵画を楽しみながら食事が出来るレストランがある」
というのも海外にはあるらしい。

ベネッセハウスはさらにその上を行く、
「美術館の中で収蔵品を楽しみながら宿泊できる」という、
「美術館の中のホテル」を打ち出した。
よって、宿泊客は寝る前にふらりと部屋を出て、
心ゆくまで作品と向かい合える時間を持つことができる。

また、「ホテルの部屋の中も美術館」という意味合いで、
各部屋にもアート作品が展示されているとのこと。

こればかりは気長に全室宿泊制覇をしない限りは、
すべてを見ることは不可能だが・・・。


宿泊しなくても、美術館として、入館料を払えば
所蔵作品を見ることももちろん可能。

また、入館料を払わずとも、この敷地内にある屋外展示作品は
誰でもいつでも楽しむことができる。
(ただし宿泊者でなければ車では入れないように厳しくチェックされている。
自転車や徒歩であれば特に問題はない。)


午前中に地中美術館で見た「ウォルター・デ・マリア」の作品に圧倒されたので、
屋外展示されている「Seen/Unseen Known/Unknown」を見たかったのだが・・・。

無粋にガラスの扉で閉じられていて、中がよく見えなかった。
ガラスに顔を付けるように覗き込むだけでは、
作品のイメージがわからないねえ・・・。
(あとで調べてわかったのだが、夕方になると扉は閉められてしまうらしい。
もう少し早く行けば良かったというオチ)

屋内の方、つまり美術館には無料のガイドツアーもある。
私たちはたまたま時間がちょうど合っていたのでそのツアーに入ったのだが、
これがめちゃくちゃ正解。
ガイドされなければ気づかなかったポイントが多いのである。

ここに展示されている作品は、
「作品を買って、直島に持ち込んだ」のではなく
「作家を直島に連れてきて、ここで作成してもらった」ものが基本らしい。
よって、海外の作家も直島に何カ月か滞在しながらインスピレーションを得て、
それぞれ作品を作り上げていったとのこと。

後述するが、私たちが泊まった部屋はリチャード・ロングという、
イギリスの作家が滞在していた部屋らしい。
ある日、夜中にふとインスピレーションがわいた彼は、
その部屋の壁に直接作品を描き上げたとのこと。
(これは依頼していなかったので、ベネッセ側としては嬉しい誤算だったらしい)

瀬戸内海を臨む部屋に設置されていた作品は、
海辺の黄色と黒のボートの絵画。
そしてその絵の前に、黄色と黒のボートが・・・。
そのアイディアに感嘆していたら、
ガイドの方がくるりと向きを変えて窓の外を指さすのである。
視線の先には(かなり遠いのだが)、やはり黄色と黒のボートが・・・。
こんなことも、説明してもらわなければ気づかないもの。

コンクリートからにょきっと生える雑草、
に見えるものも実は木で出来た彫刻。
(写真を撮りたいが宿泊施設とはいえやはり美術館なので撮影は禁止。
もしオフィシャルではなく個人ブログで写真を載せている人がいたとしたら、
それは禁止行為によるもの。)

圧巻だったのはブルース・ナウマンの「100生きて死ね」。
○○ AND LIVE
×× AND DIE
というふうに、
○○、××のところにいろんな言葉が入ったフレーズが100個ある。
(例えば「LOVE AND LIVE」や「SING AND DIE」みたいな感じ)
それぞれのフレーズはネオン管で作ってあって、
ぱっぱっぱっ、と、いろんなフレーズが光っては消え、また光っては消える。

何分かに一度だけ、全部のフレーズがワッと光る。
そして、全て、消える。

そしてまた一つずつのフレーズが光り始める・・・、

という、言葉にしたら大したことのなさそうな作品なのだが、
夜、すっかり暗くなってから見に行って、
ものすごく圧倒されてしまったのだった。

そんなこんなでこの「ホテル付き美術館」はすっかり人気を博し、
海外からも多くの観光客が来るようになったらしい。

そこでホテル部分をさらに増強すべく、
美術館よりさらに山を登ったところに楕円形の別棟を完成させた。
楕円形なので「オーバル」というわけ。
(さらに後年、もっと離れたところに「ビーチ」「パーク」の2棟が出来たので、
全室制覇はますます難しくなっている)

オーバルの建物の真ん中には満々と水をたたえた池があり、
ぐるりと取り囲んでいるのが客室。

100917-01.jpg


この「オーバル」へは、宿泊者専用のケーブルカーに乗っていく。

100917-02.jpg
(この写真はオーバルから降りるときに撮ったもの)

ケーブルカーはボタン一つで動く簡単なものだが、
チェックイン時に渡される鍵がないと使えないようになっている。

ちなみに香川はミカン産地であるが、
収穫時期になると山の斜面に小さなトロッコが活躍する。
収穫したミカンをコンテナに積んで斜面を縫って降りて行くのである。

このアイディアを元に、オーバルへのケーブルカーも設計されたらしい。


面白かったのは、今回宿泊した部屋の窓は、スイッチ一つで上がったり下がったりできること。

100917-03.jpg

全部下げると完全に床にはいりこむので、
室内とバルコニーとがバリアフリーに。
(スリッパ置いてみたからわかるかな)

前述した、リチャード・ロングのインスピレーションの結果がこちら。

100917-04.jpg

正面から見ると正円なのだが、
それだけを写真に撮ると「・・・ダーツ?」という感じになってしまって・・・。
(室内は撮影許可という確認済み)

オーバルの建物からケーブルカーの乗り場までの、
ほんのわずかな距離にもこんな素敵なところが。

100917-05.jpg


やはりアートな空間、というコンセプトらしく、
部屋にはテレビも時計もない(ラジオはあった)。

そしてオンナ4人、時間を忘れてしゃべりまくって、
夜は更けていくのであった・・・。
直島・日本料理一扇でベジタリアン対応メニュー
2010年09月16日 (木) | 編集 |
今回直島で泊まったホテルはベネッセハウスの「オーバル」というところ。

ベネッセハウスは不思議なコンセプトなので、
少々説明が長くなるからこの話はまた次回にして、
今回は夕食のことを。

ミュージアムをガイドさんに説明してもらって満喫したのち、
予約していた「ミュージアム内の」レストランで夕食だった。

行ったのは「一扇」という日本料理店。
ここはベジタリアン対応をしてくれるので、
あらかじめそれでお願いしておいたのである。

まずは前菜。
100916-01.jpg

青葱・黄ニラ・粟麩の辛子酢味噌掛け
それに豆腐のジュンサイ添え

次に出てきた椀。
100916-02.jpg

胡麻豆冨の上に結び人参とつる菜、スダチの皮がひとひら

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そしてこんにゃくの薄造りと黄ニラ。

100916-04.jpg

湯葉はものすごくジューシー。

100916-05.jpg

焚合せは百合根饅頭。これがめちゃくちゃ美味しい。

100916-06.jpg
焼物は加茂茄子田楽。茄子だけでお腹いっぱいと感じるほどのボリューム。


100916-07.jpg

そして野菜の天ぷら


100916-08.jpg

トウモロコシ御飯に味噌汁と香の物


100916-09.jpg

季節のフルーツ(というか水菓子)で〆。

瀬戸内海に面したレストランで(海を写した写真が一枚もないのが残念)
日が暮れていくのを見ながら一品ずつありがたく頂いた。

宮本笑里のヴァイオリン(もちろんCD)をBGMに、
オンナ4人で騒々しく・・・だが。
直島旅行・にゃお島と家プロジェクト
2010年09月15日 (水) | 編集 |
直島旅行の続き。

今回はたまたまM嬢の都合で車での移動になったわけだが、
そのおかげ、という出会いが一つ。

地中美術館から家プロジェクトのある本村地区までは車で10分もかからない、
はずだったのだが、なぜか迷ってしまった。

ええと・・・。

あれ?

あれ、何?



100915-01.jpg

あ、いや、何の変哲もないゴミ箱なのだが・・・。




100915-02.jpg

なんか、ちょっと、不思議な感じがする・・・。




100915-03.jpg

周りの木とのバランスが悪いような…。




100915-04.jpg

つまり、こういうサイズ。

ガイドブックには載っていなかったので、
こんなところにこんなものがあるとは思っていなかったから本当にびっくり。
それにしても、良くできているなあ・・・。

そろそろおなかすいたね。

と思いつつなぜかガラスの向こうにカメラを向けるM嬢。
100915-06.jpg

そのレンズが狙っているのは・・・。
100915-07.jpg

猫たちなのであった。

そう、ここは「猫カフェ」。
その名も「にゃお島」というところなのだ。
100915-08.jpg

頂いたのはチキンカレー。
おいしかったのだが、最初からナンにカレーをかけられたら、
手でちぎれないんですけど(怒)。

そうはいっても猫たちのかわいらしい姿になごみまくり。

そのあと家プロジェクトもまわったのだが、
撮影不許可なので、残念ながら画像がない。

率直に言って、「角屋」「はいしゃ」はよくわからない空間。
もし「あげるよ」と言われても「うーん、いらない」と言うだろう。
(そもそもくれないだろうが)

「護王神社」は確かに綺麗だし、コンセプトもわかるのだが、
どうも心に響いてこない。

そういう意味では、「南寺」はインパクトがあったのだが、
あれはなんだったのかと思いだしても不思議な気がする。
自分の感覚に寄るものなのか、あるいは当初から計算されている作品なのか・・・。

この「南寺」は、地中美術館にも作品があるジェームズ・タレルの作品。

ちょっと気になって調べたところ、やはり、というか、
そうだったのか、と思うことがいくつか。

タレルについて書かれたサイトを見ると、

光そのものを作品にしている現代美術家である。
光を知覚する人間の作用に興味を持っており、
知覚に働きかけ普段意識しない光の実在を感じさせるような
インスタレーション作品や空間を多く作っている。



とのこと。

ああ、やはり、知覚(感覚)を敏感に刺激するように、
最初から計算されていたのか・・・。

さらに、「南寺」については、

真っ暗の部屋に入って数分経つと目が慣れて光のスクリーンが見えてくるという、
「暗闇に目が慣れる」という身体感覚を体感できる作品。
南寺の場合、内部は完全な暗黒で自分の身体が視認できず
自分自身が存在するという感覚を失うほどであり、
しかも目が慣れるまで10~20分かかる最長のものであるため、
体験中に感じる蘇生感や身体感覚の変化は強烈なものがある。



とある。
やはり、あの
「自分自身が存在するのか、あるいは他人が存在するのか」
という不思議な空間もまた、計算されたものだったとは・・・。
(もっとも、「響くのでしゃべらないでください」といわれていたのに、
隣に座っていたH嬢がしきりと話しかけるので、
あきらかに「他人」は「他人」であると認識できたのだが。)

そしてもう一か所、「碁会所」はすごかった。
左右の部屋があってそれぞれに竹の結界があり、
その奥に椿の花が散らしてある。
よくよく聞いたらこの椿は全て「朴の木から彫られた彫刻」とのこと。
あまりに美しいので全く彫刻とは思わず、しげしげと眺めてため息をついていたら、
実はこの竹に見える結界も朴の木から出来た彫刻だというので再度ため息。

ちなみにこの方の作品で、同じように朴の木の彫刻で作られた「バラ」が、
ベネッセハウスにある。
これまたため息の出る美しさなのだが、残念、これまた撮影禁止で画像がない。

それにしてもこの日は本当に天気も良くて暑かった。
家プロジェクトは狭いエリアの中とはいっても点在しているので、
全部をくまなく見て回るとそこそこの距離になる。
普段であれば苦もなく歩ける距離なのだが、いかんせん暑くて・・・。
すっかりばててしまって、一番離れたところにある「石橋」は断念。
まあ、また次の機会があれば。

そして直島旅行はまだ続くのであった・・・。
直島・地中美術館
2010年09月05日 (日) | 編集 |
そういえば(と、突然始まるのはいつものこと)。

現在「瀬戸内国際芸術祭2010」が、
瀬戸内海の7つの島と高松市で開催されているのだが、
開催される前の7月上旬に直島に行ってきた。

そもそもは、2月の「癒しスタジアム」に一緒に行った、
(癒しスタジアムの話はコチラ)
年齢職業ばらばらのガールズ4人組で
「一泊でどこか行きたいよねー」
という話から始まる。

そうこうしていたら、4人のうちの1人が
「カクカクシカジカの理由で、直島のベネッセホテルに割安で泊まれるんだけど、
みんなで行かない?」
と切り出したのであとは話が早い早い。
あっという間にメール攻勢で全員のスケジュールを確認し、
全員の日程が揃う7月上旬に決行と相成った。


直島は香川県に属しているのだが、
実際は岡山からの方が近い。
というわけで、岡山の玉野港からはフェリーで20分程度。
あっという間に着いてしまった。

フェリーがついた港からすでにアートは始まっている。
100904-01.jpg

でも、「いかにも地元」というオジサンたちが立ち話しているのが面白い。
アートと日常がちゃんと同居している感じ。

ちなみにこのカボチャは中にも入ることができる。
くりぬかれた穴から入る日の光やライトの光がキラキラして幻想的。
100904-02.jpg

でも穴から見える風景は日常。
100904-03.jpg

(オジサンたちまだしゃべってるな)

直島は車だったら30分程度で一周できるくらいの小さな島である。
そんなわけで、レンタサイクルもあちこちにあるし、
近年は観光客も増えたおかげでバスの便もたくさんあるらしい。

とはいえ今回は一緒に行ったMa嬢がちょっと怪我をしていたこともあり、
車ごとフェリーで移動して、島内も車で巡ることになった。
まだ梅雨明け前であったにもかかわらず、
この日は本当にめちゃくちゃ天気が良かったから、
結果的にはそれが一番楽だったかも・・・。
(あとでホテルに着いたら、明らかに「自転車に乗って焼けた」的な
両腕真っ赤なおねえさんを見かけたし。)

まず向かったのは地中美術館。

率直に言って、あんまり興味はなかったのである。
HPで見ると、作品数がえらく少ない割に、入場料がべらぼうに高い。
倉敷の大原美術館の入場料1000円でさえ高く感じるのに、
それよりもはるかに展示作品数が少なくて2000円なのだから!!

地図で見ると、美術館と駐車場は若干の距離がある。
しかし駐車場の中に美術館の受付があって入場券はそこでしか買えないため、
車で来た人でなくてもまずは駐車場に行かなくてはならない。

不思議なシステムだなあ・・・。

と思ったのだが、てくてくと坂道を歩きながら、
「なるほど」と思った。

すでにして、この道がアートなのである。
たくさんの草花、池、睡蓮・・・。
100904-04.jpg

100904-05.jpg

地中の庭は、当館所蔵作品の作家であるクロード・モネが
自ら造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、
約200種類の草花や樹木から構成される庭園。
モネが晩年に好んで描いた睡蓮をはじめ、
柳やアイリスなど四季を通してお楽しみいただけます。
モネが描こうとした「自然」という主題そのものを
立体的に感じていただける空間となっています。



HPではこんな説明もある通り、
平面ではない立体の「作品」なのである。

そして坂をさらに登ったところに、地中美術館が姿を現す。
100904-06.jpg


このコンクリートのうちっぱなしの雰囲気で、
すでにして安藤忠雄作品という感じ(実際そうなんだけど)。

写真に撮れるのはここまでなので、
美術館の中の画像は美術館HP
ぜひぜひ見ていただきたい!!

なんというか・・・。

めちゃくちゃ、感動してしまったのである!!

展示作品が少ないのも実は当たり前の話で、
単なる絵画ではなく、彫刻や部屋の床までも全て含めた「空間」が作品なのである。
一つ一つの空間に入れる人数を制限しているため、
人の動きが邪魔にならないのも嬉しい。

ウォルター・デ・マリアの
「タイム/タイムレス/ノー・タイム」
という作品は圧巻。
上から差し込む光とそれが作る影までもが作品の一部というくらい、
刻々と目の前の作品が変化していく。
部屋は階段状になっているので、いろんな角度から眺めることもできるのだが、
角度によって全く違って見えるので、本当に飽きない。
最初に入った時は少々混んでいたので早く出ないと次の人に悪い、
という感じだったのだが、
もう一回後から行ったときはすいているときだったのでかなり満喫できた。
美大生っぽいカップルがいたのだが、
男性は下の段、女性が上の段に座り込んで、
ずーーーーっと鑑賞していたのも、なんとなくわかる感じ。

クロード・モネの5つの睡蓮の作品を展示している真っ白な部屋もまたすごかった。
ここでも入場制限をしているので少し並ぶのだが、
靴をスリッパに変えさせられる。
なんでだろうと思って入って見て納得。
床材が真っ白な石のタイルで出来ているのである。
そして部屋には角がない。緩やかに湾曲しているので、影が出来ていない。
そしてもちろん自然光なので、ライトもないのである。
おもわずほおっと声が出そうになってしまった。
(ただ睡蓮の絵としては、大原美術館にあるもののほうが格段に上のような気がする)

ジェームス・タレルの作品は3つあるのだが、
最初に目に入る「アフラム、ペール・ブルー」という作品は、
正直、「これが作品・・・?」という感じ。

しかし残り2つの作品はめちゃめちゃ良かった!!
空間のアート、という概念が私の中で開眼した感じ(いいすぎか)。
「オープン・フィールド」という作品は、
靴を脱いでその空間に足を踏み入れるのだが、
どこが床なのかどこが壁なのか、それすら曖昧になるような、不思議な空間。
(靴を脱いで上がるのだが私はこの日素足にサンダルだったので、
素足でぺたぺた歩く羽目に陥った。
床が汚れていそうだから嫌だという意味ではなく、
作品なのに素足で歩くのは申し訳ない気がしたので、
この美術館に行くときは靴下持参にしたほうがいいと思う)

もうひとつ、「オープン・スカイ」という作品は、
入場制限がないのでのんびり過ごせる空間。
「空」を切り取って額縁に入れたような、そんな景色を堪能できる。
4人で空を見ながら本当にのんびりと時間を過ごせたのは、
天気が良くて空がきれいだったからかなー。

今度は、夕暮れの時間に来たいね。

という話で4人の意見が一致したのだが、
やはりそういう人たちも多いのか、
この作品に関しては「ナイト・プログラム」がある。
多分、ちょうど夕暮れくらいの時間に設定しているらしく、
予約してその時間にいかないといけないらしい。
(HPの予約表を見ると、10/2の集合時間が17:35なのだが、
11/21の集合時間は16:40になっている)

そんな感じで、実に満喫した直島ツアーの始まりだったのであった。
(続きはいつになるやら・・・)
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