mugimiの怠惰な毎日をだらだらとお送りします
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「実は、私・・・」
2008年01月24日 (木) | 編集 |
以前同じ研究室にいた留学生のNさんは、
最初はほとんど日本語が出来なかったのだが、
徐々にうまくなり、帰国直前はほとんど全て日本語で会話できるまでになっていた。

その過程で、一時期なぜか「実は、私・・・」というフレーズを多用していた。
(助手の方がよく「実は」「要は」と口にするので、
それを覚えたのではないかという気がする)

最初に「実は、私・・・」と言い出したときはドキッとした。
どんな秘密を言い出すのかと思って思わず身構えたものである。しかし、
「実は、私、兄弟がいます」とか
「実は、私、昨日家に電話しました」
などの、それほど重要なことでもないことだったので、
その後Nさんが「実は私・・・」といっても身構えなくなった。

そういう意味では、「実は、私・・・」に続くフレーズは、
なかなか使い方として面白い。

私は一昨年の夏に仕事を辞めたのだが、
その後お友達になる人というのはそれまでの分野とはなんの関連もない、
新しい世界の方々ばかりだった。
研究所の中で「実は、私、研究者です」といっても面白くはないが、
違う分野の方の中では珍しがられたり興味を持たれたりする。
(もちろん興味を持たれない場合もある。)
逆も同様で、「実は、私、看護士です」と言われると途端にへーと思うし、
(私は血がダメなので、医者看護士には無条件に、
ははーっとひれ伏したい気分になるのである)
それ以外にも「そう見えないのに実は○○である」
という意外性がおもしろかったりする。
(職業に限らず・・・ね。)

しかし先日の「実は、私・・・」には度肝を抜かれた。

お茶のお稽古でいつも一緒になる方と話していたら、
「たまに仕事で神戸とか京都に行ったりする」という話になった。
なんの仕事ですか?と聞いたら通訳だという。

それだけでもへええ、という気分だったのだが、
(なんとなく「和」的な雰囲気の方なのだ)
後学のために、どうやったら通訳になれるんですか、と聞いたところ、
一瞬口ごもって、

「実は、私、国連で働いてたんです」

とのこと。

基本的にはブリュッセルかパリで勤務していたため、
仕事は英語とフランス語、
何かあれば本部(ニューヨーク)にもいくし、
ちょっとびっくりするようなところ(かなり危険なところ)にも
数多く行っていたらしい。

ついでにどうやったら国連で働けるのかとか、
いろいろ話を聞いてしまった。
(年齢的に既に私は無理そうであるが。)

そうかー、やっぱり、みなさん、表面には出なくても、
いろんなバックグラウンドがあるんだなー。
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