mugimiの怠惰な毎日をだらだらとお送りします
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直島・地中美術館
2010年09月05日 (日) | 編集 |
そういえば(と、突然始まるのはいつものこと)。

現在「瀬戸内国際芸術祭2010」が、
瀬戸内海の7つの島と高松市で開催されているのだが、
開催される前の7月上旬に直島に行ってきた。

そもそもは、2月の「癒しスタジアム」に一緒に行った、
(癒しスタジアムの話はコチラ)
年齢職業ばらばらのガールズ4人組で
「一泊でどこか行きたいよねー」
という話から始まる。

そうこうしていたら、4人のうちの1人が
「カクカクシカジカの理由で、直島のベネッセホテルに割安で泊まれるんだけど、
みんなで行かない?」
と切り出したのであとは話が早い早い。
あっという間にメール攻勢で全員のスケジュールを確認し、
全員の日程が揃う7月上旬に決行と相成った。


直島は香川県に属しているのだが、
実際は岡山からの方が近い。
というわけで、岡山の玉野港からはフェリーで20分程度。
あっという間に着いてしまった。

フェリーがついた港からすでにアートは始まっている。
100904-01.jpg

でも、「いかにも地元」というオジサンたちが立ち話しているのが面白い。
アートと日常がちゃんと同居している感じ。

ちなみにこのカボチャは中にも入ることができる。
くりぬかれた穴から入る日の光やライトの光がキラキラして幻想的。
100904-02.jpg

でも穴から見える風景は日常。
100904-03.jpg

(オジサンたちまだしゃべってるな)

直島は車だったら30分程度で一周できるくらいの小さな島である。
そんなわけで、レンタサイクルもあちこちにあるし、
近年は観光客も増えたおかげでバスの便もたくさんあるらしい。

とはいえ今回は一緒に行ったMa嬢がちょっと怪我をしていたこともあり、
車ごとフェリーで移動して、島内も車で巡ることになった。
まだ梅雨明け前であったにもかかわらず、
この日は本当にめちゃくちゃ天気が良かったから、
結果的にはそれが一番楽だったかも・・・。
(あとでホテルに着いたら、明らかに「自転車に乗って焼けた」的な
両腕真っ赤なおねえさんを見かけたし。)

まず向かったのは地中美術館。

率直に言って、あんまり興味はなかったのである。
HPで見ると、作品数がえらく少ない割に、入場料がべらぼうに高い。
倉敷の大原美術館の入場料1000円でさえ高く感じるのに、
それよりもはるかに展示作品数が少なくて2000円なのだから!!

地図で見ると、美術館と駐車場は若干の距離がある。
しかし駐車場の中に美術館の受付があって入場券はそこでしか買えないため、
車で来た人でなくてもまずは駐車場に行かなくてはならない。

不思議なシステムだなあ・・・。

と思ったのだが、てくてくと坂道を歩きながら、
「なるほど」と思った。

すでにして、この道がアートなのである。
たくさんの草花、池、睡蓮・・・。
100904-04.jpg

100904-05.jpg

地中の庭は、当館所蔵作品の作家であるクロード・モネが
自ら造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、
約200種類の草花や樹木から構成される庭園。
モネが晩年に好んで描いた睡蓮をはじめ、
柳やアイリスなど四季を通してお楽しみいただけます。
モネが描こうとした「自然」という主題そのものを
立体的に感じていただける空間となっています。



HPではこんな説明もある通り、
平面ではない立体の「作品」なのである。

そして坂をさらに登ったところに、地中美術館が姿を現す。
100904-06.jpg


このコンクリートのうちっぱなしの雰囲気で、
すでにして安藤忠雄作品という感じ(実際そうなんだけど)。

写真に撮れるのはここまでなので、
美術館の中の画像は美術館HP
ぜひぜひ見ていただきたい!!

なんというか・・・。

めちゃくちゃ、感動してしまったのである!!

展示作品が少ないのも実は当たり前の話で、
単なる絵画ではなく、彫刻や部屋の床までも全て含めた「空間」が作品なのである。
一つ一つの空間に入れる人数を制限しているため、
人の動きが邪魔にならないのも嬉しい。

ウォルター・デ・マリアの
「タイム/タイムレス/ノー・タイム」
という作品は圧巻。
上から差し込む光とそれが作る影までもが作品の一部というくらい、
刻々と目の前の作品が変化していく。
部屋は階段状になっているので、いろんな角度から眺めることもできるのだが、
角度によって全く違って見えるので、本当に飽きない。
最初に入った時は少々混んでいたので早く出ないと次の人に悪い、
という感じだったのだが、
もう一回後から行ったときはすいているときだったのでかなり満喫できた。
美大生っぽいカップルがいたのだが、
男性は下の段、女性が上の段に座り込んで、
ずーーーーっと鑑賞していたのも、なんとなくわかる感じ。

クロード・モネの5つの睡蓮の作品を展示している真っ白な部屋もまたすごかった。
ここでも入場制限をしているので少し並ぶのだが、
靴をスリッパに変えさせられる。
なんでだろうと思って入って見て納得。
床材が真っ白な石のタイルで出来ているのである。
そして部屋には角がない。緩やかに湾曲しているので、影が出来ていない。
そしてもちろん自然光なので、ライトもないのである。
おもわずほおっと声が出そうになってしまった。
(ただ睡蓮の絵としては、大原美術館にあるもののほうが格段に上のような気がする)

ジェームス・タレルの作品は3つあるのだが、
最初に目に入る「アフラム、ペール・ブルー」という作品は、
正直、「これが作品・・・?」という感じ。

しかし残り2つの作品はめちゃめちゃ良かった!!
空間のアート、という概念が私の中で開眼した感じ(いいすぎか)。
「オープン・フィールド」という作品は、
靴を脱いでその空間に足を踏み入れるのだが、
どこが床なのかどこが壁なのか、それすら曖昧になるような、不思議な空間。
(靴を脱いで上がるのだが私はこの日素足にサンダルだったので、
素足でぺたぺた歩く羽目に陥った。
床が汚れていそうだから嫌だという意味ではなく、
作品なのに素足で歩くのは申し訳ない気がしたので、
この美術館に行くときは靴下持参にしたほうがいいと思う)

もうひとつ、「オープン・スカイ」という作品は、
入場制限がないのでのんびり過ごせる空間。
「空」を切り取って額縁に入れたような、そんな景色を堪能できる。
4人で空を見ながら本当にのんびりと時間を過ごせたのは、
天気が良くて空がきれいだったからかなー。

今度は、夕暮れの時間に来たいね。

という話で4人の意見が一致したのだが、
やはりそういう人たちも多いのか、
この作品に関しては「ナイト・プログラム」がある。
多分、ちょうど夕暮れくらいの時間に設定しているらしく、
予約してその時間にいかないといけないらしい。
(HPの予約表を見ると、10/2の集合時間が17:35なのだが、
11/21の集合時間は16:40になっている)

そんな感じで、実に満喫した直島ツアーの始まりだったのであった。
(続きはいつになるやら・・・)
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