mugimiの怠惰な毎日をだらだらとお送りします
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

奈良一人旅2011 その4 薬師寺法要編
2011年05月10日 (火) | 編集 |
奈良・薬師寺話の続き。

とにかくこの日は天気がよかったなー。

110510-01.jpg

(大講堂)

110510-02.jpg

(金堂と国宝の東塔)


さて。
「花会式」というのは、お茶飲んでお弁当を食べる日、
ではない。
(当たり前か)

薬師寺のHPによると、

修ニ会とは奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、
万民豊楽などを祈る春の行事です。
修ニ会とある通り、この法要は2月に行われるのですが、
薬師寺の場合は旧暦の2月末に行われていた事から、
そのまま新暦に直して3月30日から4月5日にかけて行われています。
春先に東大寺に修二会お水取りという俗称がついたように
薬師寺修二会には十種の造花がご本尊に供えられるところから
「花会式」と呼ばれ、「奈良に春を告げる行事」として親しまれています。



とのこと。

造花と言っても和紙を薬草で染めた色とりどりなもので
(これまたお堂にあるので写真撮影できないのが残念)
四季折々の花の数々が一堂に会しているのでそれは華やかなもの。

110510-03.jpg

お堂の中になんとなくお花っぽいのが見えるのが造花。
(ちょっと厳しいか・・・)

さらに供えられているのは「壇供(だんぐ)」と言われる平たい鏡餅。
一つ一つはそんなに大きくはないのだが、
それがわーーーーーっと積み上がっているので壮観。

これらがお供えされた本尊の前で、
お坊さんたちが1日に6回、法要をするのである。
(全ての法要が終わった後、これらの造花や壇供は関係者に配られるらしい。
花も嬉しいけど壇供の方が嬉しい・・・ということから、
「花より壇供」、転じて「花より団子」になったとのこと。)

法要の合間合間にもいろいろイベントがあって、
狂言なども奉納されたようである。

「ようである」というのは見ていないため。
狂言の直後に法要があり、法要は金堂を閉め切って行うので、
法要を見たければ中に入っていてください、といわれ、
中で待っていたらいつの間にやら狂言が終わっていたのだった。
(やっていたのは音でわかったのだが・・・)

法要は「悔過(けか)法要」といわれるもの。
本尊に対して、悔過(=罪の懺悔告白)をする、ものらしい。
ほら、薬師如来は医薬の仏様なわけだから。
人間は日々、妬んだり、憎しみを持ったり、
不満を持ったり、不平を言ったりしているもので・・・。
つまり、お坊さん個人個人の懺悔ではなくて、
もっと大きな---、大勢の人々のそんな心をお許しください、
ということなのかな。
(ちょっと自信ないのだが)

法要は、なんというか、一種のコンサートみたいな感じだった。
いわゆる「声明(しょうみょう)」というのか(詳しくないからうまく書けないが)、
お坊さんたちが、これまで鍛えに鍛えあげた肺活量を駆使して、
朗々とお経を唱える様はまさに圧巻。
お経も平平凡凡と単に読み上げるのではなく、
節回しがあり、音程も上がったり下がったりとかなりドラマチックなのである。
(もちろん、何を言っているのかはさっぱりなのだが。)

お坊さんでグリークラブを結成したら、かなりハイレベルだろうなあ。
(音感があるかどうかはまた別の話だが)

中心で最も活躍していたお坊さんは、
柄のついた香炉(柄香炉というのかな)を、本尊の前で捧げ持って、
うやうやしく高々と上げたかと思えば、
ほとんど膝をつくくらいに頭を下げながら、
それでもお経は朗々と。
この動きを何度も何度も繰り返しているので、
いわばスクワットをしているようなもの。
スクワットしながら大声で歌え、といわれても、
元合唱部の私であっても、なかなか難しいだろうなあ。

最後の方には鐘や太鼓や法螺貝も鳴り響いて、
それはそれはドラマチック。

お坊さんたちはこの法要を、
一日6回も、不眠不休で7日間続けるそうだが、
ホントに7日間、寝てないのだろうか。
ちょっと心配になってしまうなあ。

法要が終わった後はなかなか出してもらえず。
今になって考えてもよくわからないのだが、
私があの場にいて良かったのかどうか・・・。

その宗派の方々(?)なのかどうか、あらかじめ予約していたような人たちは、
ちゃんと「ここからここまで」とエリアが仕切られていた。
でもものすごく狭いみたいで、押し合いへし合いしながら
ぎゅうぎゅうと座っていたのである。
(お堂の中なのに、しかも本尊の前なのに、
かなり言い合っている人たちもいたのには閉口・・・)

私はお札なんかが売っているようなところの前にあるベンチがあいていたので、
ひょいっとそこに座ったのだが、
実はめちゃくちゃ特等席で、カンペキ、お坊さんの真後ろ。
(よく「手が届きそうな距離」というが、
やろうと思えば背中に字も書けるくらい、実際に「手の届く距離」。)

薬師寺のお坊さんは全部で12人しかいないそうなので、
スタッフとして立ち働いている人たちは、
薬師寺の職員、ということなのだろうが、
このお札を売っているところのオバチャンが居丈高で怖かった・・・。

法要が始まる前に私がベンチで座っていたら、
「あなたね、そこ座ってるのはいいけど、
法要始まったら全部閉め切るから。
2時間は絶対出られないから、途中で出して下さいって言っても駄目だからね」
とキツく言われてしまった。
ちょっと怖かったので、慌ててトイレに行ってきたのは言うまでない。
(そういう問題か?)

法要が終わってからもなかなか出してもらえず、
別の、ちょっといい席に座っていた人たちが出ようとしていたので、
さりげなくその列の後ろについたら、
やはりそのオバチャンに
「あなたは○○で××だから駄目」
とすごい剣幕で怒られた。
(○○と××の部分は聴きとれず。)

今後書く予定なのだが、薬師寺というのは檀家がないお寺なのである。
それはつまり、特定の収入源がないってこと。
だから、拝観料はもちろんのこと、
薬師寺では「写経」が大きな収入源である(私の推察も含む)。

写経は何種類かあるのだが、
一般的な「般若心経」で2000円。
最近はかなりブームなのか、毎月のように来られる方、
あるいは毎週のように来られる方もいるそうで、
合計100回した人もザラで、
中には1000回の人もいるとか。
(合計200万!!)

要は、「ちょっといい席」の人たちは、
そういう「頑張って写経した方たち」のようで、
つまり薬師寺の経営的にいえば「スポンサー」みたいなもの。

要は、そういう方々の後ろにアンタがつくな、と、
オバチャンは言ってたんでしょうねえ。

ようやくお堂の裏側が開いたので、そちらから出たのだが、
のど飴なんかが置いてあったりしたので、
本来は見てはいけないものを見てしまったかも・・・。
(ちなみに「浅田飴」だった。)
スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。