mugimiの怠惰な毎日をだらだらとお送りします
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学会最終日・晩さん会
2011年08月21日 (日) | 編集 |
学会最終日の夜はBanquet。
直訳すると「晩さん会」である。


学会が全て終わった後、
「Banquetまでしばらく時間を置きますから、
みなさんそれぞれお部屋でくつろぐなり、外出してくるなりして、
自由にお過ごしください」
というアナウンスがあったので、まずは速攻で部屋に戻った、のだが。


・・・カギ、閉まってるし。
(しかもどんなにノックしても応答が無いということは、
ダーリンは中にはいないらしい)


ええと。

確か、私が部屋を出るときは鍵を置いてきたわけだから、
あ、そうか、ダーリンは鍵を持って出ちゃったのか。

ほんの10分ほど、ロビーで待っていたものの、
ダーリンがいつ帰ってくるかなんてわからない。
一応ケータイは持っているのでメールをしたものの、
運転中は絶対見ないだろうし。

しかたないのでフロントに行って、
「あのね、オットが鍵を持ってカルガリーに行っちゃったの。
ワタシ、鍵持ってないの。部屋に入れないの」
とたどたどしく説明したら
「よくあることよ~」と言って、再度カードキーを発行してくれた。
よかったよかった。

と思って部屋に戻ったらカードキーがテーブルの上に置いてあった。
インキーじゃん!
(ダーリンはダーリンで、私が持って出たものとばかり思っていたらしい)

さてさて。

Banquet、直訳すると晩さん会は国際学会の常で、
(もちろん私の数少ない経験の中の話である)
学会中はTシャツとジーンズみたいなラフな格好の研究者でも、
このときはピシッとした格好でやってくる。
もちろん女性研究者もそれぞれドレスアップしてやってくる。

日本人を悪く言うばかりに見えるかもしれないが、
日本人はどうもその辺のメリハリがなくて、
学会も晩さん会も、同じダークグレーの背広だったりする。
まあ無難ではあるけど、どうも遊びゴコロがないよね。

というわけで。

私はここぞとばかり、浴衣を持っていったのである。ふふふ。

さすがに下駄は荷物になるので、足元はこっそりサンダルのまま。

部屋からロビーに降りたらめっちゃ注目の的になった。
あたりまえなのだがここは学会以外の宿泊客もいるのである。
「ねねねねねね、ちょっと、写真撮らせて!」
と何人かに写真を撮られた。
(「アジアンガールのキモノ姿発見」みたいなブログがどこかにあるかも(笑))


Banquetは着席式のフルコース。
同じテーブルを囲んだのは、オーストラリア人が2人、
カナダ人が1人、中国人が3人、日本人(私)が一人。

隣に座ったオーストラリア人が妙にフレンドリーだと思ったら、
実は奥さんが日本人とのこと(愛媛出身らしい)。
でもびっくりするくらい日本語が出来ないので、
多分家庭内は100%英語と推察される。

「四国とオーストラリアって似てますよね」
と私が話を振ったら、めちゃくちゃ反応して
「よくぞ言ってくれた! 僕もずーっとそれをみんなに言いたかったんだけど、
みんなシコクをしらないから感動してくれなくて」
と、その場でiphoneを操作して四国地図を出して、
同じテーブルの人たちに披露。
みんな「ふーん」と言う感じ(やはりピンとこないらしい)

ある程度食事が進んできたところで、
学会の実行委員長(以前書いた、ケニア出身のカナダ人)が
「ここで余興を一つ」
とジョークを披露。





・・・・・・すべったんですけど。

頭を抱えて席に戻るこの方を見て、みんな思うところがあったのか。

「オレこそはウケるネタ持ってる!」
とばかりに次々にみんながマイクの前に立ってネタを披露しはじめた。

・・・ネ、ネタ見せ?

とはいえみんなお酒が入って若干酔っているらしく、
ものすごく早口だったり、ものすごく卑猥だったり、
ものすごく人種差別だったりする部分もあるみたいで、
ほとんど聞き取れない。
最初は解説してくれた隣のオーストラリア人も、
途中から苦笑するばかりで・・・。

最後にジョークを披露したフランス人のネタは、
オチが「仕方ないよ、ここは中国だからね」みたいなもので
(その前が全く聞き取れなかったのでよくわからないが)
若干、中国をバカにするものだったらしい。
(会場も、笑った人とまゆをひそめた人が半々)

これではいけない、と思ったのか、
いきなり立ち上がったのは同じテーブルの中国人研究者。

まさか、フランスをバカにするジョークでも披露するのでは・・・

と思ったが、その辺はさすがに大人なので
(あるいは急にジョークを考え付かなかったのかもしれないが)
「私は中国の歌を歌います」
と一曲披露した。

それで会場の空気が一変。

「ネタ持ってなくても歌でOK!」

みたいな雰囲気になり・・・。


「日本人もなんかやってよ!」という恐ろしい声がかかってきたのである。

で、慌てて会場を見渡したら、私以外の日本人がみんな私を見てる(笑)。


これは、私が出ないとダメか・・・。


というわけで。

壇上で
「今回の学会は私にとって本当に有意義なものでした。
私の感謝の気持ちを言葉にしようと思っても私の語彙が足りないので、
その気持ちをドイツ歌曲に込めて歌います。」
とスピーチして・・・。

ベートーベンの「Ich Liebe Dich」を歌ったのだった。

110817-01.jpg


最近全然歌っていなかったので、歌詞は間違えるし、
発声練習もしないままだったので声はあんまりでないし。
自分の中ではそれこそ10点くらいの出来。

それでも気持ちは伝わったみたいで(?)、かなり拍手を頂いた。


席に戻ろうと思ったら、今回の運営であれこれ働いていたスタッフが、
ものすごい勢いでやってきて、強烈に握手を求められた。
頭の中が「???」だったのだが、しばらくして、
ああ、そうだった、あの方はドイツから移住された方だった、と思いだしたのだった。


高校時代は合唱部に入っていて、明けても暮れても歌っていて、
夏休みもコンクールを目指してほとんど休みなく毎日練習をしていた。
当時はそれが何の役に立つのかなんて考えもせず、
ただ単に自分がやりたいからやっていただけなのだが・・・。

意外と役に立つもんなんだなあとしみじみ。

というか、どんなことであっても、ものすごく集中して体にしみこませたものって、
意外と忘れないものなんだなとも思ったりして。


そうはいっても、次回に備えて、
「英語でのちょっとしたネタ」と「声楽」を今からトレーニングしようかな。
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